Chiba/Quorum Sensing

From 2007.igem.org

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===Design===
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[[Image:mut LuxRの感度アップグラフ]]
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mutated LuxRによって感度が上がったという論文があった[ref].論文によれば1点にmutantをいれた場合〜〜.3点にmutantをいれた場合〜〜.
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mutated LuxRによって感度が上がったという論文があった[ref].論文によれば1点にmutantをいれた場合wildtypeにくらべ10nMでのGPF発現量が増加する.3点にmutantをいれた場合wildtypeのGFP発現の限界が10nMに対して、1.5nMでGFPを発現することができるようになる。
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私たちは〜〜という理由から,そのうちの1点mutantと2点mutantを作った.
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私たちは3つのMutationをそれぞれ一つずつ入れたときは、3つのうち2つがGFPの発現量が多くなっているという理由から,そのうちの1点mutantと2点mutantを作った.
===Experiment===
===Experiment===
[[Image:作ったmut luxr]]
[[Image:作ったmut luxr]]
図のように1点&2点にミュータントをいれたluxrをsite direct mutagenesisで作成した.
図のように1点&2点にミュータントをいれたluxrをsite direct mutagenesisで作成した.
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これを__プラスミドにいれた.
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これをBBa_t9002プラスミドにいれた.
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__により感度を見た.
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AHLの入ったプレートにより感度を見た.また、蛍光リーダを用いて、10nMでの発現測定した。
===Result===
===Result===
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*Ile45->Phe,Ser116->Alaの2か所の変異を入れたものは常にGFPを発現し続けるために、Swichingができなくなってしまった。
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*Ile45->Phe,Ser116->Alaの2か所の変異を入れたものは常にGFPを発現し続けるために、Swichingができなくなってしまった。AHLを入れずにGFPを発現。
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*一か所変異を入れたものはwild typeのLuxRを発現するものよりも10倍ほど感度が上がった。
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[[Image:Two mutation.jpg]]
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*一か所変異を入れたものはwild typeのLuxRを発現するものよりもGFPの発現が多くなった。
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==3.Aiia==
==3.Aiia==
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*BBa_T9002との比較ではGFPははじめ発現しないが、しばらくするとGFPが発現するようになる。
*BBa_T9002との比較ではGFPははじめ発現しないが、しばらくするとGFPが発現するようになる。
====Discussion====
====Discussion====
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*発現し始めた時が、AHLの濃度がaiiAの分解能力を超えた時だと考えられる。
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*発現し始めた時が、AHLの濃度がaiiAの分解る能力を超えた時だと考えられる。
===Design2===
===Design2===
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図のようにインバーターをかませた.高い濃度ではaiiAが発現しないためAHLは分解されない.AHLが低い濃度ではaiiAが発現しAHLを分解する.よってマリモの中心付近ではAHLを分解せず,外側へ行くと分解される.
図のようにインバーターをかませた.高い濃度ではaiiAが発現しないためAHLは分解されない.AHLが低い濃度ではaiiAが発現しAHLを分解する.よってマリモの中心付近ではAHLを分解せず,外側へ行くと分解される.
====Experiment====
====Experiment====
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====Result====
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このパーツを作ろうとしたが、inverterを組み合わせた時点で終わってしまった。
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Revision as of 13:27, 26 October 2007

Chiba logo.png

Introduction | Project Design ( 1.Sticky Hands | 2.Communication | 3.Size Control ) | Making Marimos | Our Goal || Team Members | メンバ連絡簿


Size Control: Our Aim

Fig1.AHL concentration gradient.

(マリモのサイズをコントロールしたい/しなくてはならない:どっち?)マリモのサイズをコントロールする為にはAHLの届く範囲をコントロールできればよい.

  • AHLの届く範囲をコントロールために以下の3つを考えた:
    1. SenderのAHL生産能力をあげる
    2. ReceiverのAHL感受性をあげる
    3. AHL分解酵素aiiAを使う


1.Improving Sender

Design

Chiba ahlsynth.png

AHLはFig.2のpathwayで合成されている.AHLを増加させるために中間産物のs-adenosyl methionineの合成を増やしてみる.その為にmetK遺伝子を増やしてみる.

Experiment

Chiba AHL test 02.jpg

Result

AHL test photo 01.jpg AHL test photo 02.jpg

Discussion

  • 合成されたS-adenosyl Methionineがほかの代謝経路に使われて、AHL合成に使われなかったのだろうか.


2.Improving Receiver

Design

File:Mut LuxRの感度アップグラフ mutated LuxRによって感度が上がったという論文があった[ref].論文によれば1点にmutantをいれた場合wildtypeにくらべ10nMでのGPF発現量が増加する.3点にmutantをいれた場合wildtypeのGFP発現の限界が10nMに対して、1.5nMでGFPを発現することができるようになる。 私たちは3つのMutationをそれぞれ一つずつ入れたときは、3つのうち2つがGFPの発現量が多くなっているという理由から,そのうちの1点mutantと2点mutantを作った.

Experiment

File:作ったmut luxr 図のように1点&2点にミュータントをいれたluxrをsite direct mutagenesisで作成した. これをBBa_t9002プラスミドにいれた. AHLの入ったプレートにより感度を見た.また、蛍光リーダを用いて、10nMでの発現測定した。

Result

  • Ile45->Phe,Ser116->Alaの2か所の変異を入れたものは常にGFPを発現し続けるために、Swichingができなくなってしまった。AHLを入れずにGFPを発現。

Two mutation.jpg

  • 一か所変異を入れたものはwild typeのLuxRを発現するものよりもGFPの発現が多くなった。


3.Aiia

(なんかいいタイトルないかな)

Design1

Plux aiiA.jpg
図のように,AHLのシグナルが入るとaiiaを合成するような回路を考えた.Marimo全体がAHL quencherとして働く.Marimoの内側でAHLを分解し、Marimoの外側のAHL濃度を抑える.

Experiment

Result

  • BBa_T9002との比較ではGFPははじめ発現しないが、しばらくするとGFPが発現するようになる。

Discussion

  • 発現し始めた時が、AHLの濃度がaiiAの分解る能力を超えた時だと考えられる。

Design2

Rec inv aiia.jpg
図のようにインバーターをかませた.高い濃度ではaiiAが発現しないためAHLは分解されない.AHLが低い濃度ではaiiAが発現しAHLを分解する.よってマリモの中心付近ではAHLを分解せず,外側へ行くと分解される.

Experiment

このパーツを作ろうとしたが、inverterを組み合わせた時点で終わってしまった。